
前ゼミ
前田特許事務所では、少人数ゼミ形式の知財セミナー「前ゼミ」を開催しています。前ゼミでは、教科書に載っていない知財実務について学べます。リアルセミナー、ライブ配信形式のウェビナー、ハイブリッドセミナーとして実施されます。内容 | 知財セミナー |
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開催日時 | 平日午後 |
開催形式 | 対面・オンライン・ハイブリッド |
開催地 | 大阪・広島・東京 |
第313回 前田知財塾~スキルアップ編~ 知財の仕事を、もっと深く、もっと面白く!
『前田知財塾』は、受講者同士、受講者と講師がキャッチボール形式で議論をしながら問題事例に取り組むことで、知財の実践スキルを身に付けることができる少人数ゼミ形式の知財セミナーです。また、受講者同士の活発な意見交換を通じて、知財人材の交流の場としても活用していただけます。
スキルアップ編では、特許権利化業務を一通り行える知財担当者等を対象に、一歩先をいくスキルを習得して能動的な活動ができるよう、「発明発掘・権利化業務」、「特許権侵害判断・回避構造の検討」、「パテントマップの作成と活用方法」、「技術契約の基礎と実務」という全4回の講座を行います。
討論形式のケーススタディ等を通じ、実務に活かせるノウハウを学んでいただき、戦略的な活動ができる知財担当者を目指します。
*過去に実施の前田知財塾~上級編~をリニューアルしました。
*このスキルアップ編のプレセミナーとして「今後求められる知財部門の役割」を開催します。
https://maedapat.co.jp/seminar/2470/
講師紹介

プロフィール・略歴
1990年 マツダ株式会社に入社。知的財産部で駆動系等の先行技術等の知財業務を担当。
1998年 特許事務所やベンチャー企業で知的財産業務、法務業務に関わる。
2000年 神戸大学法学部法律学科卒業。
2010年『前田特許事務所入所。様々なセミナーを開講して、好評を得る。
2017年 知財担当者になったら読むべき本』を発明推進協会より上梓。
2023年 公益社団法人広島県発明協会より「奨励功労賞」受賞。
2024年 AIPE認定知的財産アナリスト(特許)取得。
プログラム
- 第1回「発明発掘・権利化業務」
- 1. 戦略的な発明発掘
(1)事業戦略に沿った発明ネタの見つけ方
知財担当者の役割/主体的な発明発掘とは/発明発掘の種類/知財ポートフォリオとの関係
(2)図面発掘(発明構築)の方法
「図面発掘」とは/目的/具体的手法/5つのポイント/具体事例の紹介/進歩性の構築
(3)ケーススタディ(設計図面を使った発明発掘の実践)
2. 戦略的な権利化業務
(1)他社牽制力を考えた権利化方法(中間処理)
「権利範囲」、「件数」、「時間軸」を考慮した権利化
(2)進歩性の見極め方
「進歩性」とは/進歩性判断における「論理づけ」/見極めの基準/拒絶理由通知の対応ステップ、ポイント
(3)ケーススタディ(補正案の検討と反論ロジックの構築)
- 第2回「特許権侵害判断・回避構造の検討」
- 1. 特許権侵害判断
(1)特許権侵害判断が必要な場面
商品(技術)開発時/警告書等の受領時/懸案特許等の発見時
(2)特許権侵害判断の方法
「特許権侵害」とは/「特許請求の範囲」の読み方/判断基準の原則/均等論/「発明のポイント」の把握/「発明のポイント」の変化
(3)ケーススタディ(具体例を使った侵害判断の実践)
2. 特許権侵害回避構造の検討
(1)特許権侵害回避構造を検討する前に
「回避構造」とは/事前に検討すべき事項
(2)特許権侵害回避構造の検討
「回避構造」のポイント/具体例
(3)ケーススタディ(具体例を使った回避構造の検討)
- 第3回「パテントマップの作成と活用方法」
- 1. パテントマップの作成
(1)パテントマップとは
定義・種類・具体例・効果
(2)パテントマップの作成法
作成のタイミング/具体的な作成法/「使える」マップの作成法
(3)作成時の注意点
「特許請求の範囲」/気を付けるポイント
2 パテントマップの活用方法
(1)IPランドスケープでの活用
IPランドスケープとは/IPランドスケープでの活用方法
(2)技術開発での活用
技術開発での活用とは/ケーススタディ(パテントマップ作成)
(3)発明発掘での活用
発明発掘での活用とは/ケーススタディ(発想マップ作成)
- 第4回「技術契約の基礎と実務」
- 1. 契約の基礎知識
(1)法律と契約について
法律の種類・序列/民法、特許法、契約の優先関係
(2)契約の基礎
契約とは/契約自由の原則/技術的な契約の種類
(3)契約業務を行う際の注意点
契約書/契約書作成時の留意点/契約交渉のテクニック/ 立場が弱い場合の交渉テクニック
2. 契約のケーススタディ
(1)秘密保持契約のポイントとケーススタディ
秘密保持契約とは/必要性/5つのチェックポイント/ケーススタディ(契約書チェック)
(2)共同開発契約のポイントとケーススタディ
共同開発契約とは/必要性/5つのチェックポイント/ケーススタディ(契約交渉の実践)
※ケーススタディは機械構造系・電気系の題材を、グループ討議形式で行います。
開催概要
日時 | 第1回 2025年11月28日(金) 13:30~17:00
第2回 2025年12月19日(金) 13:30~17:00 第3回 2026年1月23日(金) 13:30~17:00 第4回 2026年2月27日(金) 13:30~17:00 |
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開催場所 | 前田特許事務所 大阪オフィス (大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル23階) 【地図はこちら】 ★京阪中之島線「大江橋駅」 (2番出口より北へ徒歩2分) ★地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 (7番出口より北へ徒歩5分) ★JR東西線「北新地駅」 (11-21,23番出口より南へ徒歩5分) |
受講料 | 20,000円(税込)/全4回 ※全4回続けての受講が望ましいです。 ※各回個別受講の場合は、5,500円(税込)/1回 ※振込先は受付メールでお知らせします。 |
対象 | 2年以上の知財経験者の方 (知財部員、知財知識のある経営者など) |
定員 | 8名 ※原則、1社1名までとさせていただきますがご相談に応じます。 |
持ち物 | 筆記用具、名刺 |
申込方法 | 以下の申し込みフォームからお申し込みください。 後日受講案内をお送りします。 ※複数回受講の方は、希望受講回を一括選択してください。 |
その他 | 当所は適格請求書発行事業者です。登録番号:T2120005014907 |
以下のお申し込みフォームからお申し込みください
後日受講案内をお送りいたします