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中国特許庁が発表した「特許代理業界の発展状況(2017年度版)」によると、下図に示すように、2017年末時点で、特許事務所の総数が1,824件にのぼることがわかった。

詳細に見ると、2008年~2012年は、毎年50件ずつ緩やかに増加、2013年には、特許事務所の総数が1,000件を超え、その後、毎年100件以上ずつ増加していることがわかる。特に、2017年は、2016年より313件も増加している。

2017年には、中華全国特許代理人協会が、2,242人の特許訴訟代理人を推薦しているが、そのうち北京は、1,387人で全体の約62%を占めている。その他、広東省が178人、上海が147人となっており、北京における特許訴訟代理人が、圧倒的に多くなっていることがわかる。

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また、図2に示すように、特許事務所は主に北京、広東省、江蘇省及び上海に分布しているが、中国の東部及び沿海経済発達地域にも多いことがわかる。特許事務所の分布状況は、経済発展状況と密着していることが覗える。

そのうち、北京、広東省、江蘇省及び上海にある特許代理機構は、それぞれ500、277、140、127ヶ所となっており、中国全体の約27%、15%、7.7%及び7%を占めている。

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図3に示すように、2014年時点で登録特許代理人は10,000人を超えており、以降、毎年2,000人の勢いで増加、2017年には16,367人に達している。

また、特許代理人資格取得者は2009年時点で10,000人を超えており、2017年では37,200人となっている。

上記データより中国での特許業界の著しい発展が覗えると同時に、個人的な感想ではあるが、日本の出願人にとって、1,824件もある特許事務所から、自分の要望を満たす所を選ぶのは、難しいと思われる。

文責:顧問 張 穎卓(中国弁理士試験合格)


__/__/ 知財支援室より __/__/

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