WORLD IP NEWS
各国の最新の知財情報をお届けしています。
欧州委員会は11月6日、中国政府とそれぞれの100品目について地理的表示(GI)保護を相互に認める2国間協定の交渉が妥結したことを明らかにした。
世界知的所有権機関(WIPO)は10月16日、年次報告書「世界知的財産指標(World Intellectual Property Indicators)2019」を公開し、2018年は前年比5.2%増の333万件で、世界の特許、商標、意匠などの出願総数が過去最高に達したと報告した。
ブラジル産業財産庁(INPI)と日本国特許庁(JPO)は、2019年12月1日から、技術分野の制限を撤廃したPPHの試行を2年間実施することとなった。
これにより出願人はPPHを利用することで、ブラジルにおいて早期に特許権を取得することが可能となった。
2019年9月27日、マレーシア政府はマドリッド議定書(マドリッドプロトコル)への加盟文書をWIPOへ寄託した。
これにより、マレーシアはマドリッド議定書の106番目の加盟国となった。
シンガポール知的財産庁(IPOS)は、ASEAN9か国で運用しているASEAN特許審査協力(ASPEC)プログラムに関する新たな取り組みについて、加盟国各国と合意したことを公表した。