情報提供に関するマニュアル等の公表について
令和7年(2025年)2月に、特許庁が、情報提供を行うときのマニュアル「手引」と、その要点をまとめた「虎の巻」を公表しました。
情報提供制度とは、特許出願や実用新案登録出願が拒絶理由を有していると考えられる場合、拒絶理由を構成するための資料を特許庁に提出できるという制度です。
情報(資料)提供は匿名で誰でも行うことができ、また、特許付与後、実用新案登録後であっても行うことができます。
例えば、自社の事業に影響を与えそうな特許出願が公開されているとき、その特許出願の権利化を阻止する目的等で利用されます。
特許庁によれば、近年、情報提供件数は、年間5,000件前後で推移しており、情報提供を受けた案件の約70%において、情報提供された文献等を拒絶理由通知中で引用文献等として利用しているとのことです。
情報提供制度を利用したい等、この制度にご興味があればご一報願います。
特許庁: https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/johotekyo/index.html
手 引: https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/johotekyo/document/index/tebiki.pdf
虎の巻: https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/johotekyo/document/index/toranomaki.pdf

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