『切削技術』

<二幸削進工業株式会社 様>
『切削技術』

https://www.nikou.co.jp/contents/business/

■特許番号:第6635485号
■特許登録日:2019年12月27日
■発明の名称:穿孔装置、および切削刃アセンブリ
■特許権者:二幸削進工業株式会社
■その他: 多数登録案件あり

本件出願は、弊所 弁理士 三宅 康雅 が担当いたしました。

【技術の特徴】
 マンホール内の鉄筋コンクリート部分を短時間で切削除去するにはダイヤモンドビッドで切削する必要があります。
 しかしダイヤモンドは『自分の身を削り相手を削る』という特徴があることから、多数の施工箇所がある場合には刃の交換が不可欠となります。
 当技術の特徴として重量物である切削刃全てを交換する必要がなくビッドがついている先端部のみ交換することで新品のダイヤモンドに付け替えできることから、容易で安全に付け替えできる切削刃となっています。
 
【担当者様よりひとこと】
 近年、大規模地震により全国でマンホール内の下水道管への被害が発生しています。
 その理由としてはマンホールと下水道管接続部が剛接合になっていることから、地震時の抜出し・突出し・屈曲に対応した耐震化が求められています。
 そこで管側面のコンクリートを切削除去し、切削したスペースに耐震可とう継手を設置しフレキシブルな構造にすることで下水道管を地震から守るために開発した『切削方法や切削刃の形状』について取得した特許です。


【弊所担当弁理士よりひとこと】
 二幸削進工業株式会社様は既存の工事に対しても確実かつ効率のよい工法をたゆまず開発される風土がおありです。今、全国の自治体で地震対策としてのインフラ整備が急がれていますが、同社の技術は、狭いマンホールの中での迅速な工事を可能にし、下水道の耐震化を推し進めることに寄与するもので、全国の自治体から高く評価されているようです。


☆「前コレ」にご興味のある方、掲載を希望される方は、知財支援室までご連絡ください。

お申し込み

以下のお申し込みフォームからお申し込みください
後日受講案内をお送りいたします

Contact

ご相談・お問い合わせは知財支援室まで

06-4796-9966
メールでのご相談はこちら

Osaka 大阪

06-4796-9966
〒530-0004
大阪市北区堂島浜1丁目2番1号
新ダイビル23階
Back to Top