前ゼミ

前田特許事務所では、少人数ゼミ形式の知財セミナー「前ゼミ」を開催しています。前ゼミでは、教科書に載っていない知財実務について学べます。リアルセミナー、ライブ配信形式のウェビナー、ハイブリッドセミナーとして実施されます。
内容 知財セミナー
開催日時 平日午後
開催形式 対面・オンライン・ハイブリッド
開催地 大阪・広島・東京

第297回 前田知財塾 ~上級編~      

前ゼミ(対面) 開催地: 大阪
日時:
2024年12月20日(金)13:30~17:00 / 2025年1月24日(金)13:30~17:00

『前田知財塾』は、少人数のゼミ形式で講義が進行し、受講者同士や講師がキャッチボール形式で議論をしながら問題事例に取り組むことで、知財の実践的スキルを身に付けることができるセミナーです。また、受講者同士の活発な議論を通じて、知財人材の交流の場としても活用していただけます。

上級編は、今年度より構成を大幅に変更しました。この上級編では、知財部門の方や基礎的な知財知識のある方などを対象に、知財業務のうち、「攻めの知財業務」と「守りの知財業務」、「契約業務」、「知財判例研究」について、より実践的なケーススタディ(討論形式あり)を行い、知財担当者のさらなるレベルアップを図っていただきます。

なお、各回が関連する部分がございますので、4回全てを受講いただくことをお勧めします。

講師紹介

弁理士
大石 憲一

プロフィール・略歴

1990年 マツダ株式会社に入社。知的財産部で駆動系等の先行技術等の知財業務を担当。
1998年 特許事務所やベンチャー企業で知的財産業務、法務業務に関わる。
2010年 前田特許事務所に入所。様々なセミナーを開講して、好評を得る。
2017年  『知財担当者になったら読むべき本』を発明推進協会より上梓。
2023年  公益社団法人広島県発明協会より「奨励功労賞」受賞。
2024年  AIPE認定知的財産アナリスト(特許)取得。

プログラム

第1回「攻めの知財業務」
1.戦略的な発明発掘
  (1)事業戦略に沿った発明ネタの見つけ方
    知財担当者の役割/主体的な発明発掘とは/発明発掘の種類/知財ポートフォリオとの関係
  (2)図面発掘(発明構築)の方法
    「図面発掘」とは/目的/具体的手法/5つのポイント/具体事例の紹介/進歩性の構築
  (3)ケーススタディ(設計図面を使った発明発掘の実践)

2.戦略的な権利化業務
  (1)他社牽制力を考えた権利化方法(中間処理)
    「権利範囲」、「件数」、「時間軸」を考慮した権利化 
  (2)進歩性の見極め方
    「進歩性」とは/進歩性判断における「論理づけ」/見極めの基準/
    拒絶理由通知の対応ステップ、ポイント
  (3)ケーススタディ(補正案の検討と反論ロジックの構築)
第2回「守りの知財業務」
1.特許抵触判断
  (1)特許抵触判断が必要な場面
    商品(技術)開発時/警告書等の受領時/懸案特許等の発見時
  (2)特許抵触判断の方法
    「特許権侵害」とは/「特許請求の範囲」の読み方/判断基準の原則/均等論/
    「発明のポイント」の把握/「発明のポイント」の変化
  (3)ケーススタディ(具体例を使った抵触判断の実践)

2.特許権侵害回避構造の検討
  (1)特許権侵害回避構造を検討する前に
    「回避構造」とは/事前に検討すべき事項 
  (2)特許権侵害回避構造の検討
    「回避構造」のポイント/具体例
  (3)ケーススタディ(具体例を使った回避構造の検討) 
第3回「契約業務」
1.契約の基礎知識
  (1)法律と契約について
    法律の種類・序列/民法、特許法、契約の優先関係
  (2)契約の基礎
    契約とは/契約自由の原則/技術的な契約の種類 
  (3)契約業務を行う際の注意点
    契約書/契約書作成時の留意点/契約交渉のテクニック/立場が弱い場合の交渉テクニック

2.契約のケーススタディ
  (1)秘密保持契約のポイントとケーススタディ 
    秘密保持契約とは/必要性/5つのチェックポイント/ケーススタディ(契約書チェック)
  (2)共同開発契約のポイントとケーススタディ
    共同開発契約とは/必要性/5つのチェックポイント/ケーススタディ(契約交渉の実践)  
第4回「知財判例研究」
1.特許・意匠系の判例研究
  (1)判決文の読み方
    判決文とは/効力/構成/判決文で読むべき部分/知財系裁判の種類
  (2)最新の特許・意匠系の判例紹介
  (3)判例を使った討論形式のケーススタディ(原告と被告に分かれての討論)
    
2.商標・著作権系の判例研究
  (1)商標・著作権の基礎知識
    商標権と他の知財権との違い/商標の類似と類否判断/
    商品・役務の類似と類否判断/権利発生後の消滅/
    著作権について/著作権と他の知財権との違い
  (2)最新の商標・著作権系の判例紹介
  (3)判例を使った討論形式のケーススタディ(原告と被告に分かれての討論)

※ケーススタディは機械構造系・電気系の題材を、グループ討議形式で行います。

開催概要

日時 第3回 2024年12月20日(金) 13:30~17:00
第4回 2025年1月24日(金) 13:30~17:00
開催場所 前田特許事務所 大阪オフィス
(大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル23階) 【地図はこちら
★京阪中之島線「大江橋駅」 (2番出口より北へ徒歩2分)
★地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 (7番出口より北へ徒歩5分)
★JR東西線「北新地駅」 (11-21,23番出口より南へ徒歩5分)
受講料 18,700円(税込)/全4回
※全4回続けての受講が望ましいです。但し各回受講についても、ご相談に応じます。
※各回個別受講の場合は、5,500円(税込)/1回
※振込先は受付メールでお知らせします。
対象 2年以上の知財経験者の方(知財部員、知財知識のある経営者など)
定員 8名
※原則、1社1名までとさせていただきますがご相談に応じます。
持ち物 筆記用具、名刺
申込方法 以下のお申し込みフォームからお申し込みください。
後日受講案内をお送りします。
※複数回受講の方は、希望受講回を一括選択してください。
その他 当所は適格請求書発行事業者です。登録番号:T2120005014907

 

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後日受講案内をお送りいたします

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ご相談・お問い合わせは知財支援室まで

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