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2024年7月12日、本年5月に成立した欧州連合(EU)における「人工知能法(AI法)」の最終版が、官報に全文掲載された。
これにより、AI法は2024年8月1日に施行されることが確定した。
全規定の完全適用は2026年からとなっているが、一部については早期段階から適用されることになる。

2024年7月3日、世界知的所有権機関(WIPO)は、“WIPO Patent Landscape Report on Generative AI” を公開した。
報告書によると、生成AI特許出願数は中国が最も多く、2014年から2023年の間に、38,000件以上のGenerative AI発明が生まれた。
これは、2位の米国の6倍に相当し、中国の躍進ぶりが際立っている。

2024年7月1日、経済産業省 近畿経済産業局は、近畿地方の企業・産業支援機関など向けに、知財ポータルサイト「みんなの関西ちざいば」を開設した。
「みんなの関西ちざいば」は、知的財産に関する基礎知識や支援施策等の最新情報を集約したポータルサイト。

2024年7月9日、文化庁は「令和6年度著作権テキスト」を公開した。
テキストでは著作権の沿革や目的といった基本的な情報から、著作物を創作した場合の注意点や他人の著作物を利用したい場合の相談窓口一覧など、著作権に関する情報が網羅的に掲載されている。

2024年6月4日、欧州統一特許裁判所(UPC)は、ルーマニアが新たにUPC締約国となることを公表した。
2024年9月1日に批准書が発効される。
これにより、ルーマニアは18番目のUPC締約国となる。