前ゼミ　第120回　知的財産に係わる契約実務の 留意点について　～ 実例に基づくリスクの分析と対策～

　企業が技術に関する事業活動を積極的に進めようとするときには、知的財産の譲渡契約、実施許諾契約または共同研究開発契約など、知的財産に係わる契約を締結する機会があります。また、企業の海外進出が活発化している中、進出先において知的財産に関するトラブルが増加しております。
　このたび、弁護士法人御堂筋法律事務所より、弁護士橋本愛先生、髙畑豪太郎先生をお招きし、具体的なケースを想定しながら、契約書をチェックする際のポイント、条項例や契約交渉のテクニックなどについて、実際に役立つ知識を具体的に解説していただくと同時に、海外展開を行う際の知的財産に関する若干の留意点についても、わかりやすく解説していただきます。

＿/＿/＿/ 知財支援室より ＿/＿/＿/

　本セミナーでは、それぞれの契約について、契約を結ぶ目的、条文の構成、国内・海外で問題となる事例とその対策について学びます。
　また、契約交渉において心掛けるべきポイントについてもお話いただきます。

＜ 事例と対策 ＞ *** 一部抜粋 ***

■共同研究開発契約
　目的・研究の対象　／　成果の帰属等　／　成果の自己実施　／
　第三者への実施許諾　／　情報の提供，秘密保持義務

■特許権実施許諾契約
　実施許諾　／　対価及び対価の支払方法　／　改良技術（改良発明）
　ライセンサーの担保責任（保証）

■特許権譲渡契約
　表明保証，担保責任

質疑応答の時間も設けていますので、この機会にぜひご参加ください。