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第282回 前田知財塾 ~上級編~ 第4回 「訴訟等の紛争解決手段」 (大阪会場)

開催地:前ゼミ(大阪)
日時:2024年1月26日(金), 13:30 - 17:00

弁理士 大石 憲一
弁理士
大石 憲一

 『前田知財塾』は、少人数のゼミ形式で講義を行い、受講者同士や講師がキャッチボール方式で議論をしながら、問題事例に取り組むことで、知財の実践的スキルを身に付けることができるセミナーです。講義後に課題が出される回もあり、その日の講義内容を復習し、理解度を深めることができます。また、受講者同士の交流の場としても活用していただけます。

 上級編では、知財部門の方や基礎的な知財知識のある方などを対象に、特許や契約等の実務にかかる検討やケーススタディ(討論形式あり)を行い、知財担当者のさらなるレベルアップを図ります。

 なお、このセミナーは、各回が関連する部分がございますので、4回全てを受講いただくことをお薦めします。

 *ご好評いただいている本セミナーを、4年ぶりに対面にて開講いたします。


__//__//__//__// 知財支援室より __//__//__//__// 

知財業務のうち、特に重要な「権利化業務」「契約業務」等について、ケーススタディ等を通じて実践力を養い、知財担当者としてレベルアップを図ります。

■第1回「発明発掘(知財網の構築方法)」
「知財ポートフォリオ」(自社の知財網)を戦略的に構築するための必須テクニック「発明発掘」について、設計図面からの発明発掘 及び パテントマップからの発明発掘の手法を、ケーススタディを通じて学びます。

■第2回「進歩性の見極め方」
権利化の際に、最も重要な「進歩性の見極め方」について、出願時と中間対応時における対応方法を、具体的な事案から学びます。他社牽制力があり、且つ確実な権利化が可能な明細書の作成の方法も学びます。

■第3回「共同開発に関する問題点」
共同開発を行う際に生じる契約業務について、討論形式のケーススタディ通じて学びます。契約交渉する際の留意点等を知ることで、より実践力を高められます。

■第4回「訴訟等の紛争解決手段」
ケーススタディを通じて、権利侵害の交渉を模擬的に実践していただきます。
警告書を使った反論案、再反論案の検討や、文言侵害だけでなく、均等侵害まで考慮した討論を体験することで、より実践力を高めます。

プログラムの案内

 
第1回「発明発掘(知財網の構築方法 
 1.図面からの発明発掘
  (1)図面からの発明発掘とは
    「図面発掘」とは/設計図面から発明を拾い上げるには/目的/具体的手法/
             5つのポイント/具体事例の紹介/進歩性の構築
  (2)ケーススタディ
      設計図面を使った発明発掘の実践 
 2.パテントマップからの発明発掘
  (1)パテントマップからの発明発掘とは
    「パテントマップ」とは/分類、事例、活用法/
             アイデア発想会の「たたき台」としてのパテントマップ/「たたき台」の作成方法/
             アイデア発想会とその留意点   
  (2)ケーススタディ
        「たたき台」を使った発明発掘の実践
 

第2回「進歩性の見極め方
 1.出願時の進歩性
  (1)従来技術とクレームについて
    「進歩性」とは/進歩性判断における「論理づけ」/
      進歩性を否定されない基本ロジック、クレームの作成方法 
  (2)ケーススタディ
             具体例を使った基本ロジック、クレームの作成の実践
 2.中間対応時の進歩性
  (1)拒絶理由と引用文献について
      拒絶理由対応のステップ/引用文献の読み方と反論方法/審査官の認定が正しいか?/
      組み合わせの「阻害要因」の検討/「進歩性を構築」して「効果の差」を主張するには
  (2)ケーススタディ
             具体例を使った補正書案、意見書案の作成の実践
 
 
第3回「共同開発に関する問題点
 1.共同開発に関連する法律問題
  (1)民法・特許法について
      共同開発契約等との関係/民法、特許法、契約の優先関係 
  (2)契約書について
      契約とは/契約自由の原則/技術的な契約の種類/契約書/契約書作成時の留意点/
      契約交渉のテクニック
 2.ケーススタディ
  (1)共同開発契約書 
      共同開発契約とは/必要性/チェックポイント
      ケーススタディ(共同開発契約の契約交渉の実践)
  (2)共同出願契約書
      共同出願契約とは/必要性/チェックポイント
      ケーススタディ(共同出願契約の契約交渉の実践) 
 

第4回「訴訟等の紛争解決手段
 1.紛争解決の手段
  (1)訴訟・判定・仲裁・和解等 
             特許紛争とは/複数の解決手段/各手段のメリット・デメリット 
  (2)警告書
      警告書とは/送付する際の留意点/受け取った際の確認・検討事項/回答書/
      紛争の本当の原因の調査/他部門との協力
 2.ケーススタディ
    警告書を使った反論案、再反論案の検討の実践
    文言侵害だけでなく、均等侵害まで考慮した討論の実践

 
※ケーススタディは、機械系・電気系の題材を、グループ討議形式で行います。 

セミナー概要

日時 第4回 2024年1月26日(金) 13:30~17:00
場所 前田特許事務所 大阪オフィス
 (大阪市北区堂島浜1-2-1 新ダイビル23階) 【地図はこちら
 ★京阪中之島線「大江橋駅」 (2番出口より北へ徒歩2分)
 ★地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 (7番出口より北へ徒歩5分)
 ★JR東西線「北新地駅」 (11-21,23番出口より南へ徒歩5分)
受講料
18,700円(税込)/全4回 
※全4回続けての受講が望ましいです。但し各回受講についても、ご相談に応じます。
※各回個別受講の場合は、5,500円(税込)/1回
定員 8名
※原則、1社1名までとさせていただきますがご相談に応じます
対象 2年以上の知財経験者の方  (知財部員、知財知識のある経営者など)
持ち物 筆記用具、名刺
申込方法 申込フォームをご利用ください

セミナー講師の紹介

oishi弁理士 大石 憲一
1990年 マツダ株式会社に入社。知的財産部で駆動系・車体系の先行技術等の知財業務を担当。
1998年 マツダ退職後も、国内某特許事務所や一般企業において知的財産業務、法務業務に関わる。
2010年 前田特許事務所入所。現在は、様々なセミナーを開講し、好評を得ている。
2017年10月 『知財担当者になったら読むべき本』を発明推進協会より上梓。

ケーススタディ

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