2024年5月1日、韓国特許庁は、商標法改正に伴い、商標共存同意制度(コンセント制度)を施行した。
これにより、先行登録商標権者の同意があれば、類似する商標がすでに登録されていても、後行の商標の併存登録が可能になる。
韓国特許庁の2022年のデータによると、拒絶査定が確定した商標の約4割以上の拒絶理由が、同一または類似する先行登録商標となっている。
今回の改正には、商標登録料の返還基準の拡大や、国際商標出願の分割出願および部分的代替の認定なども含まれており、出願人の権益保護、実用性向上が期待されている。
日本貿易振興機構(JETRO)
https://www.jetro.go.jp/world/asia/kr/ip/ipnews/2024/240501a.html