欧州委員会は11月6日、中国政府とそれぞれの100品目について地理的表示(GI)保護を相互に認める2国間協定の交渉が妥結したことを明らかにした。
委員会が公表したEU側の「GI・100品目リスト」によると、この協定の発効により、例えば、イタリア産チーズ「ゴルゴンゾーラ」やフランス産ワイン「ボルドー」等、中国市場で「ゴルゴンゾーラ(戈贡佐拉)」や「ボルドー(波尔多)」として製品の模倣や盗用がなされている現状に対し、法的保護が期待できることとなる。
欧州委員会(EPC)
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_19_6200