EPOは、2017年1月1日付で、ベルギーが欧州特許に対する翻訳要件を緩和する法改正を施行する旨を公表した。
この法改正の施行により、2017年1月1日以降に付与公告された英語記載の欧州特許については、ベルギーの公用語であるオランダ語、フランス語、ドイツ語への翻訳提出は不要となる。
なお、EPOの官報では、本改正により、EPの各加盟国での登録時に翻訳費用を低減するための条約であるロンドン・アグリーメントへのベルギーの加入が容易になるものとしている。
日本貿易振興機構(JETRO)
http://www.epo.org/law-practice/legal-texts/official-journal/2016/12/a99.html