2022.5.23.【日本】/ 特許庁、塩基配列及びアミノ酸配列の作成に関する新基準について通知

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2022年4月28日、特許庁は塩基配列またはアミノ酸配列を含む出願についての通知を公開した。
塩基配列またはアミノ酸配列を明細書などに含む出願は、現在WIPO標準ST.25に準拠した配列表の提出を求めているが、PCT実施細則の改正(2022年7月1日発効予定)により、2022年7月1日以降の国際出願(優先権主張を伴う出願を含む)は、塩基配列またはアミノ酸配列を明細書に含む場合は、新たに策定されたWIPO標準ST.26に準拠した配列表の提出が必要となった。

また、WIPO標準ST.26への移行は、国際出願だけでなく国内出願でも同時に行うことが国際的に合意されているため、2022年7月1日以降に行う国内出願についても、同様にWIPO標準ST.26に準拠した配列表の提出が必要となった。

なお、国際出願日が2022年7月1日より前の国際出願について、2022年7月1日以降に国内段階に移行する場合は、従前のとおりWIPO標準ST.25に準拠した配列表の提出が必要となる。

特許庁:
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shutugan/bio/gene/enki_amino_wipo.html