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人気ゲームキャラクター「マリオカート」のキャラクター衣装や、「マリオカート」の略称「マリカー」と書いた標章をつけた小型カートを貸し出していた東京都内の企業に対し、任天堂が不正競争行為にあたるとして知的財産高等裁判所に訴えていた裁判で、知財高裁は1月29日、任天堂の訴えを認め、被告に標章やキャラクターの使用を禁止するとともに、5000万円の賠償を命じた。

シンガポール知的財産庁(IPOS)は、2020年1月1日以降の出願について、外国ルートを廃止した。
特許出願においてシンガポールには3つの審査ルート(国内ルート、混合ルート、外国ルート)があったが、今回、このうちの外国ルートが廃止された。

2020年1月14日、特許庁は一人で様々な手続きを行う知財担当者や初めて出願手続を行う知財担当者などを対象に、特許庁ホームページ内に「お助けサイト」を開設した。
中小企業などに多くみられる孤独な知財担当者をサポートすることを目的としている。

特許庁は、大学の優れた研究成果を発掘し、研究者目線で知財戦略をデザインする知財戦略デザイナーの2020年度派遣事業について、募集要領を公開した。

フィリピンの知的財産局(IPOPHL)は、欧州連合(EU)が導入している知的財産権監視リストからフィリピンが除外されたことを公表した。