WORLD IP NEWS

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韓国特許庁は、2023年2月1日~23日まで、主要オープンマーケットにて販売中の学習用品に対して知的財産権虚偽表示の取り締まりを実施した。
特許・デザイン等知的財産権の表示、及び広告の現況をモニタリングした結果、677件の虚偽表示を摘発。
摘発された類型は以下のとおり。

2023年03月19日、岐阜県高山市の「飛騨高山宮川朝市」が、朝市で初めて地域団体商標に登録された。
この朝市は江戸時代に開かれた桑市が始まりとされている。
現在では千葉県の勝浦市、石川県の輪島市と並び日本三大朝市と呼ばれている。

2023年3月30日、特許庁は、サモア、ラオス、モーリシャスの商標手数料を改定すると発表した。

■2023年4月22日~(単位:スイスフラン)
サモア
 国際出願
  1類ごと:173
 国際登録の更新
  1類ごと:173

ラオス
 国際出願(単位:スイスフラン)
  1類まで:61
  1類を超えた1類ごと:44
 国際登録の更新
  1類まで:61
  1類を超えた1類ごと:44

■2023年5月6日~
モーリシャス
 国際出願(単位:スイスフラン)
  1類まで:124
  1類を超えた1類ごと:41
 国際登録の更新
  1類まで:104
  1類を超えた1類ごと:41

特許庁:
https://www.jpo.go.jp/system/trademark/madrid/tesuryo/document/index/fees.pdf

 

 

2023年2月28日、WIPOは、2022年の1年間のPCT出願件数が過去最高を記録したと発表した。
出願件数は2022年度から0.3%の微増で、合計278,100件。
インド(+25.4%)、韓国(+6.2%)での出願が急増した。

■特許
アジアは国際特許出願が最も多く、2022年度も中国が牽引する形で、全出願の54.7%を占めた。
日本では三菱電機が企業別国際特許出願件数ランキングで世界4位に入った。
国別上位10ヶ国は以下の通り。

統一特許裁判所(UPC)は、2023年2月17日、ドイツのUPC協定の批准により 、6月1日から同協定が発効すると発表した。
2023年6月1日より、特許権者の請求に応じて欧州単一効特許の参加国における単一効が付与されるため、欧州各国ごとの有効化(バリデーション)が不要となる。