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2019年3月12日、欧州特許庁(EPO)が2018年度の年次報告書を公開した。

2018年度の欧州特許出願件数は174,317件(うちPCT出願102,321件)と、前年度比4.6%の増加となった。
日本からの出願は22,615件(同3.9%増)であった。

EPOは、2017年1月1日付で、ベルギーが欧州特許に対する翻訳要件を緩和する法改正を施行する旨を公表した。

 この法改正の施行により、2017年1月1日以降に付与公告された英語記載の欧州特許については、ベルギーの公用語であるオランダ語、フランス語、ドイツ語への翻訳提出は不要となる。

欧州特許庁(EPO)はカンボジアと、カンボジアにおける欧州特許の認証(validation)に関する合意文書に署名した。

本合意によって、カンボジアの出願人は、自身の欧州特許出願および欧州特許をカンボジアで認証でき、認証された欧州特許出願および欧州特許は、カンボジアの国内特許と同様の法的効果を有することになる。

 欧州特許庁(EPO)はカンボジアと、カンボジアにおける欧州特許の認証(validation)に関する合意文書に署名した。

 本合意によって、カンボジアの出願人は、自身の欧州特許出願および欧州特許をカンボジアで認証でき、認証された欧州特許出願および欧州特許は、カンボジアの国内特許と同様の法的効果を有することになる。

ヨーロッパ特許庁(EPO)は、異議申立て手続きに関する改正を発表した(2016年7月1日に発効)。
同改正は、手続きの簡略化と早期決着を図るものであり、従来19-27ヶ月要していた手続きが、15ヶ月に短縮される。