WORLD IP NEWS
各国の最新の知財情報をお届けしています。
2022年6月29日、欧州特許庁(EPO)は、年次レビュー2021(Annual Review 2021)を公表した。
欧州特許出願数は昨年とほぼ同程度で、2020年に比べて 4.5%増の計188,600件の出願件数となった。
デジタルおよびヘルスケア分野の技術革新が成長の主な推進力となる一方、中国からの特許出願同様、視聴覚技術と半導体分野が急増、2020年に比べて24.0%増加した。
一方、日本は1.2%減であった。
米国特許商標庁(USPTO)は、2023年6月5日まで、温室効果ガス排出量を削減する発明に関する特許出願の審査をパイロットプログラムとして受け付けている。
追加費用は不要で、受付件数1,000件までが対象。
2022年5月24日~26日、「Licensing Expo 2022」が、アメリカ・ラスベガスで3年ぶりに対面開催された。
Licensing Expoは、世界各国のライセンス可能な知的財産をもつ企業が出展するライセンスビジネス業界イベントで、40年以上の歴史がある。
ブラジル産業財産庁(INPI)は、2022年6月30日、今年度における特許申請ハイウェイの電機分野(Hセクション)の申請件数が上限に到達し、以後の申請を受け付けないと発表した。
特許庁は、2022年6月23日、グリーン・トランスフォーメーションに関する技術区分表(Green Transformation Technologies Inventory)を新たに公開した。
GXTIは、GX技術のカテゴライズと、カテゴライズされたGX技術に該当する特許文献の検索方法を示す。
企業等が根拠に基づいた気候変動関連情報を説明することを目的として作成された。